ホームページが納品された際のチェック事項<基本>

今回はホームページが納品された際にチェックしておいたほうが良い基本事項を紹介します。
ホームページはよくわからないから業者にまかせているといった方もこのページの内容を念の為チェックしておくと安心ですよ。
アクセス解析は設置してあるか。自社のgoogleアカウントが管理者として設定されているか。
一般的に無料のgoogleアナリティクスとサーチコンソールが設定されるケースが多いです。アクセス解析に蓄積されるデータは企業の資産です。ホームページ制作に設置は出来ているか、自社のgoogleアカウントが紐付いていない場合は管理者として登録してもらいましょう。
googleマイビジネスが登録されているか。自社のgoogleアカウントがメインのオーナーとして設定されているか。
googleマイビジネスとはgoogleMAPに企業やお店の情報を登録する仕組みです。ホームページは通常のキーワード検索だけでなくマップ検索などでも表示されるため、googleマイビジネスに情報を登録しホームページとリンクさせることが重要です。また、アクセス解析と同じく、管理を委託する場合であっても自社のgoogleアカウントをメインのオーナーとして設定してもらいましょう。
適切なページタイトルが設定されているか。
ページタイトルとはブラウザでホームページを閲覧する際にタブに表示されているテキストです。また、googleなどの検索結果にも表示されます。このページタイトルは検索上位表示にとって非常に重要であり、不適切な指定は大きなデメリットとなります。
良い例 :投資用物件一覧(マンション) – 東京で不動産投資なら品川不動産
普通な例:投資用物件一覧 – 品川不動産(東京)
悪い例 :LIST – 品川不動産
全ページ、ディスクリプションが適切に設定されているか。
ホームページを右クリックして「ページのソースを表示」と押してみてください。裏側のソースコードを除くことができます。その中にまず下記のような内容が含まれているか確認してみましょう。
<meta name=”description” content=”ページごとにユニークな説明文を記載”>
これはページの内容を検索エンジンに伝える役割をする記述です。そもそも設定がなかったり、ページ毎に個別の内容が設定されていない場合はホームページ制作会社に調整を依頼しましょう。
リニューアルの場合、旧URLから新URLへページごとに転送設定がされているか。
リニューアルの場合、各ページのURLが変わると、googleはリンク切れと判断しホームページの評価を下げます。結果的にせっかくリニューアルしたのにアクセスを大きく落としてしまうことになります。
その問題を回避するためにリニューアル時はURLの転送設定を行います。リニューアル前のURLにアクセスし、新しいホームページの適切な該当ページに転送されるか確認を行いましょう。
ホームページ制作会社によっては全てトップページに転送してしまう場合もありますが、これでは以前のページの評価を引き継ぐことができません。内容がなくなった場合を除き、必ずURLが変わったページは全て新しいホームページの該当箇所に転送するようホームページ制作会社に依頼しましょう。
今回は基本的な内容ではありますが、チェックしておいて損はない内容です。
ぜひ確認してみてくださいね。