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ホームページ制作費を高く出されがちな企業の特徴

ホームページ制作費を高く出されがちな企業の特徴

良心的な制作会社の場合、ホームページ制作の見積は制作にかかる工数で試算されていることが多いです。ですのでページのボリュームや制作難易度が高いページは金額が大きく、逆に少ないページは少なくなり、グロスやルールに沿って一律で試算する会社よりも適正価格で依頼することが出来ます。

ただしこのような会社は下記のような企業(担当者)を苦手とすることが多く、そういった場合、制作やディレクションに手間(工数)がかかると判断され、同じページのボリュームでも他の企業と比較して高めの見積りを出されてしまう可能性があります。

やりとりが電話中心・電話の頻度が多い

メールやWEB会議、チャットツールなどが普及した現代、電話を中心としたコミュニケーションは制作会社からすると面倒なことでしかありません。

もちろんデリケートな内容などは電話で声を聞きながらコミュニケーションすることは重要ですが、単なる伝達事項やメール届いてますか?などの電話は制作会社の業務の手を止め、履歴も残らないためプロジェクトの進行において手間がかかるといった印象を制作会社に持たれてしまいます。

出来るだけ、連絡事項はメールやチャットで行うことがポイントです。・

資料や修正を口頭や手書きで渡してくる

これは制作会社にとって一番工数がかさみ嫌われる行為です。まずいきなり電話をかけられてたくさんの修正を口頭で言われることは制作会社からするとストレスでしかありません。また、膨大な情報をその場で話しながら的確にメモを控えられるのは制作会社の中でも一部の人材だけです。履歴も残らないため、制作会社としては依頼された内容をリスク回避のためにリスト化して改めてクライアントに送るなど手間が非常にかかります。

また、手書きの修正は一見わかりやすそうですが、よくあるケースが文字が読めないこと。また、デジタルデータではないためコピー&ペーストができず、改めて手書きの文字を読みながら、デザインデータやコーディングデータに打ち込む必要があり、そこで変換ミスなど発生するとクライアントからの苦情などにも繋がり非常に嫌われます。

また稀に数十枚のFAXを制作会社に送る企業様もいらっしゃいますが、手書きでもいいからせめてPDFデータで、、というのは制作会社の本音ではないかと思います。

基本的に修正はデータで(特に文字)伝えるのが一番効率の良い方法です。

毎回対面での打ち合わせを求める

対面での打ち合わせはもちろんいい面もあるのですが、コロナ禍でZOOMなどWEB会議も普及し、基本的には打ち合わせはWEB会議が主流になっています。対面での打ち合わせは、お客様先への移動時間や交通費も制作費の見積りに考慮する必要があり、特に制作会社と依頼主の企業様のオフィスに距離がある場合は、かんたんな打ち合わせはZOOMでいいよ!と伝えると制作会社からの印象や見積に関しても良くなります。

指示や要望が明確でなく修正が多い・優柔不断

制作工数で見積を出している制作会社ほど度重なる修正は嫌がられます。本来1時間で終わるはずの作業がクライアント側の要因により修正がかさみ4−5時間かかった場合、次の依頼からは1時間工数の依頼でも4−5時間工数で出されてしまいます。これは依頼主にとってもよいことではありませんので改善されることをおすすめします。

とにかく話が長い

想いがあるのは素晴らしいことですし、実際そういった心が制作会社のハートにも火をつけることは実際にあると思います。ですが極端に長い話は、時間=売上である制作会社にとってはせっかく火をつけたハートも消してしまうことになりかねません。特に毎回同じことを長時間話されるような担当者様は注意が必要です。そこまで長く何回も話さなくても相手には伝わっていますし、それでも伝わらない制作会社であれば逆に変更をおすすめします。

ホームページに関係ないパソコンなどの相談が多い

たまにであれば良いですがパソコンのトラブルを相談されても制作会社としては費用もいただけないですし困ります。また大抵の場合、端末固有のトラブルは実機を見なければ解決の振分が難しいため、無駄に長電話となり解決もしないといった不毛な時間になりがちです。

担当者に決裁権がない

これも時間単価の制作会社が嫌う要因の一つです。担当者レベルでOKのデザインを制作しても決裁権をもった方の確認ひとつで0からのスタートがありえるなどの雰囲気があると、見積りに関してもその点を考慮した単価で制作会社としては算出するしかありません。そのため、同じボリュームのホームページでも見積りが高くなってしまいます。

担当者に連絡がつかない

担当者の方がお忙しい方の場合、連絡がなかなかつかないことがありますが、やはり制作会社としては進行管理に手間のかかるお客様とみなされ見積りの工数に影響する場合があります。そういった場合は別に専任の担当者を用意するがサブの担当者をつけましょう。

基本的に制作工数で見積を出す会社は良心的な会社で有ることが多いため、うまくつきあうことでコストを抑えてよいホームページを手に入れることが可能です。今回ご紹介したような要因を極力減らすことで、よりよい関係を築くことが可能になるかもしれませんのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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