近年のgoogle検索エンジンはビッグワードでの検索結果に「◯◯県で◯◯に強い会社00選」のような比較記事を上位に表示する傾向にあります。

元々、全国の会社やサービスを紹介しているようなホームページは検索に強い傾向でしたが、そういったホームページが比較記事を公開することで、検索1ページ目は半分以上がそういった記事で埋め尽くされていることも珍しくありません。

正直なところ比較記事の大範はSEO対策のために執筆されており、情報の信憑性に関しては正確ではないものも多く存在しています。ユーザーの求める正しい情報を表示するといった観点から見ると、そういった記事を優先的に表示させるgoogleのアルゴリズムには疑問を覚えますが、現状はそのような状態のため、比較サイトやライバルサイトにどう打ち勝っていくのかというのが、最近の課題です。

一例として、不動産や飲食のサイトは昔から大型の全国向けポータルサイトが上位をしめ、一企業が1ページ目に表示させることは難易度が高かったのですが、近年は比較記事が量産されていることから、どのような業種でもこの現象が顕著にあらわれています。

少しでも自社のホームページを上位化するためには。

ビッグワードだけでなくスモールワードも狙う

比較サイトの有無に関わらず、どこの企業もホームページを持っており、またユーザーの検索ワードも多様化した今の時代ではビッグワードだけでアクセスや反響を得ることは難しくなっています。サービスごとに特化したページを作成したり、こまめにブログなどで情報提供を行うことで、スモールワールドの数を稼いでいくことが重要です。

googleやYahooの検索広告を活用する

コストはかかりますが、どうしてもビッグワードでの上位化が難しい場合や、そもそもホームページを立ち上げたばかりでいきなり上位化は難しい場合などコストはかかりますが検索広告を利用するのは一つの解決策です。地域設定や除外設定など活用して、本当に必要なアクセスのみを集めることが出来れば、SEO対策のためのページ増強コストよりも考え方によってはコストパフォーマンスが良い場合もあると思います。

外部リンクを増やすための努力をする

お客様のホームページやブログから自然なリンクをもらうための努力を常に行いましょう。外部からのリンクがあることでgoogleは一定の評価を行います。

複数のホームページを運用する

テーマが異なるビジネスを運用している場合、一つのホームページで集客するよりも分けてホームページを構築したほうが、１ドメインに対してのテーマが明確になり上位化を狙いやすくなります。ただし分けた上である程度のボリュームをもたせることが難しい場合は、１サイトで運営したほうが良いケースもありますのでホームページ制作会社に相談してみましょう。

比較サイトの上位化については本当に困ったものですが、google一強の今となっては随時変化に前向きに適応していくしかありませんね。